香港

香港は食品についてEUと二国間自由貿易協定を結んではいませんが、EFTA加盟国とは結んでいます。中国本土と比べると輸出業者にとっての承認手続きは簡単です。香港では、EU加盟国における獣医検疫検査に基づく意見書が尊重されます。場合によっては、各種農産品に対して特別な試験が求められます。香港に輸入される食品に対する衛生証明書を発行できる公的な検査機関は、次のリンクで一覧できます：

輸出国の獣医検疫当局には、生産施設と製品が所定の衛生、畜産、品質基準を満たし、かつ製品が鳥インフルエンザ感染の心配のない安全な地域で生産されたことを証明することが求められます。鳥インフルエンザが発生した地域は、香港への鳥肉輸出が禁じられます。ただし、施設別に輸出認可はなされていません。輸出国の獣医検疫当局から認可を受けた施設であれば、いつでも輸出が認められます。

香港は食肉の輸出量に応じた特恵関税は設けていません。

ただし、香港への鳥肉輸出には、次の通り、もともと関税が適用されません：

香港がこの点でEU諸国を他国より優遇していないことは注目に値する。

香港は鳥インフルエンザに関して地域化を認めている。除外された地域は以下のサイトで確認できる：

https://www.info.gov.hk/info/flu/eng/home.htm